遠心分離機の選定(適応表) | 遠心分離機メーカー 斎藤遠心機工業株式会社

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遠心分離機の選定(適応表)

遠心機選定に際し、比重差の異なる2液を分離する場合には遠心沈降機が適応機種となります。
しかし、2液(液-液)を効率良く分離するには、非常に高い遠心効果が必要となり分離板型遠心分離機または円筒型遠心分離機を選定する以外にありませんが、本導入目的の処理液の場合、固形分を有しており液-液-固の3相分離となり、円筒型遠心機は固形分を有する液体には適応できません。
サイトウ式ADSは一定量の処理液を連続で処理することが出来、食品、医薬工業用にサニタリーデザインとなっており接液部を衛生的に自動洗浄(CIPクリーニング)することが出来ます。上記のような仕様を満足させる為には分離板型遠心機の弁排出型(サイトウ式ADS)を選定する以外ございません。

適応表
操作/型式 分離板型 円筒型 デカンター型 回分式脱水機
分級 ×
清澄
沈殿濃縮
濾過、脱水 × ×
液-液 分離 ×
遠心効果(G) 8,000~9,000 12,000~15,000 3,000~4,000 800~1200
製品固形分(%) ~10 ~50 ~30
CIP定置洗浄 ×
メンテナンスコスト
連続運転 ×

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