社長挨拶
おかげさまをもちまして弊社は令和３年７月１９日に創業８０周年を迎えることが出来ました。これもひとえに皆様方のご支援、ご厚情の賜と心より感謝申し上げます。
創業者祖父國男が遠心分離機の研究に着手してから９５年、時代の流れに翻弄されながらも、遠心分離機の製作を始めてから８０年を迎えることが出来ました。「常にお客様に必要な企業であり続ける」という企業理念に基づき、化学、食品、医薬、環境という様々な分野において、市場の要望、時代のニーズに応えながら様々な製品を作ってまいりました。
遠心分離機という特殊な技術を要する機械のおかげで、競争相手は多くありませんでしたが、ヨーロッパの強大な企業に、飲み込まれそうになったこともあります。しかし、アジアのマーケットにいち早く参入し、海外マーケットのお客様、代理店からも多くのことを学び、改良改善を加えながら克服し、先行するヨーロッパメーカーと互角の競争ができる製品を国内、海外のマーケットに供給できるようになりました。
弊社の歴史を振り返り、優れた製品は失敗の中から生まれ、決してあきらめない努力が何よりも必要であることを学びました。
これから９０年、１００年が弊社にとって通過点になるように、代々養ってきた実績、信頼をこれからも引き継ぎ、市場、顧客に必要な企業であり続けるために、常に改善、改良、技術革新を怠らずお客様の要望に応える所存であります。